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展示会作品紹介 ④ ~レッドコーナー編~



前回紹介したテーブルの奥はレッドコーナーです

会場奥のピアノの上には
明治37年生まれの
文人、書家、画家、音楽家、旅行家など多彩な分野で活躍された
西山竜平さんの水墨画「阿弥陀如来」があります

104歳のお誕生日2日前で大往生をとげられた
前の年の作品だそうです


ふくよかで慈悲にみちあふれたその瞳は
その絵をどこでみても
視線があうという不思議なものです

ギャラリーの守護神的存在の一枚です

その水墨画とコラボしたのが
カフェ・ギャラリー出(IURU)のマダムのNさんの作品

題して
『阿弥陀如来と共に萌え出づる』

花器は
竜のうろこのような
不思議なオブジェのよう

わあ~これどうなっているんですか?
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見る人見る人
そう言っては遠くから
近くから見ていました

種明かしは
チキンワイヤーというネットで
形をつくり
そこにフェルトを縫い付けて
レモンリーフを一枚一枚両面テープで貼ってあります

そこにオアシスを固定した
花器をはめこんで
お花をいけているんです

墨のイメージにあわせて
用意した猫柳の枝物

黒いチューリップと
真っ赤なダリア‘熱唱’で
社交的で華やかなマダムにぴったりの
印象的な作品になりました


その横には
Yさんの『Red Triangle』です

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いつも穏やかで品のある
どちらかといえば
控えめな印象のミセスYさん


作品のお花やデザインを決めるとき
それぞれの
性格とか
第一印象に
どうしてもかかわってくるものです


私のイメージでは
しっとりとした
紫系の大人色のお花かしら?と
思っていたら

派手なお花が好き!とはっきりご本人

その表情に
凛とした強さと
内にひめたる情熱を感じたのでした!

そこで
選んだ花材は

真っ赤なアンスリウムと
やはり山丹花(サンタンカ)

どちらも情熱のイメージです
そこに
ラメ付きのレースフラワーで
優しさもプラス

アイアンのデコラティブな燭台に飾って
直線を生かした二等辺三角形のシェイプです


春は生命誕生の季節
どちらもぱっと目を引くエネルギーにあふれた作品になりました





追記

西山竜平さんの本の中には
たくさんの印象的な言葉があります
「百寿は元気」の出版記念のインタビューの中の言葉…

『行政などから記念品がきたり
みなさんが百歳の記念の会などいろいろやってくれるのでね
ああ百歳なのかなぁ、と思うんですよ
長生きそのものは大した値打ちはないんで
生きて何をやるか
何を動かすか
世の中が長生きのおかげでどれだけ変わったかということが大事なんでね
長生きをいうなら
うちの庭の「銀モクセイ」なんかのほうがずうっと長生きしているわけでね』

太く生きた方の言葉は
謙虚で
でも
哲学的です

100歳まであと何年でしょう?
まだまだ自分に出来ることありそうです…
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by taekko-appletree | 2010-04-06 07:05 | レッスン・イベント
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